舞台小道具

京都の春の風物詩「北野をどり」「都をどり」「京おどり」「鴨川をどり」「祇園をどり」の舞扇子や舞台小道具を担当しております。また、日本全国の各流派師匠の舞踊会で使用する小道具を幅広く取り揃えております。舞台狂言とつけ打ちもしており、伝統芸能である日本舞踊の舞台を支え続けております。

小道具に関するお問い合わせ
TEL (075)771-2229
FAX (075)761-1101

京の春の風物詩「北野をどり」「都をどり」「京をどり」「鴨川をどり」の舞扇子や舞台小道具を担当しているのは小丸屋です。

また、日本全国の日本舞踊と各流派の発表会・舞踏会の小道具なども担当をして、裏方として舞台を支えており、日本舞踊の発表会の進行を行う「狂言方」や効果音となる「つけ打」なども行っています。

扇の絵模様は役柄や作品に、ふさわしいものを使わなければいけません。また、同じ演目であっても衣装によっても変化します。「黒髪」をやるなら芸者でいくのか、花魁で演じるのか、それとも女将さん風でやるのか、背景がホリゾント(舞台の背景の壁)なのか、屏風を立てるのか、屏風は金屏風なのか、銀屏風なのか、それとも鳥の子(和紙)なのかでも違います。

「この条件ならこの扇が必要ですね」と言った形で踊りの先生方と打ち合わせを行い、必要な扇が何なのか、絵柄と色を決めています。演目の内容があり、舞台装置があり、衣装の色があって、そこから扇子の柄を決める。今はそういう打ち合わせができる扇子屋が少なくなり、演目に合わせて適切な扇を選ぶのは小丸屋の強みです。